勉強会2017.07.31
7月21日の合同勉強会
7月21日の診療後、なか鍼灸整骨院にて
3院合同での鍼治療を中心とした勉強会を行いました。
3院のスタッフが集まっての勉強会は毎月一度、月の後半の金曜に開催されています。
今回は「体幹部の痛みに対する鍼治療」ということで、いわゆるぎっくり腰や背中の痛みに対する鍼治療について深く学びました。
特にどこの筋肉が悪くなっていて痛みをだしているかを確認する「運動検査」という部分を今回は詳しく見直すことが出来ました。
同じような腰痛でも患者さんに身体をひねってもらった際に、背中に近い部分にも動きの制限がでているか、お尻の骨盤の近くに痛みをだすか、などは様々でそれを問診と「運動検査」で正確に確認することが
治療をする際に、必要な部分に手や鍼を使って刺激していくのにとても大切になってきます。
勉強会の次の週に、ぎっくり腰の患者さんが来院されました。
病院で2時間以上の待ち時間があり、次の日の朝の起き上がりで痛めたとのことでした。
勉強会で再確認した「運動検査」で確認したところ、前屈(前にかがむ動き)と左にひねる動きで特に強い痛みが確認されました。(あまりに症状がきつく動かしにくいぎっくり腰や寝違いの場合は運動検査は省略し、問診と姿勢観察、治療時に触りながら悪い筋肉を判断していきます。)
今回の患者さんは、オプション治療という患部を中心とした集中治療と腰と臀部への鍼治療を併用し、受傷3日目には不安なく動けるまで回復しました。
勉強会でやったことは特に意識して、日々の診療に望むことができます。患者さんが少しでもよくなり、笑顔になってもらう為に、復習し自分たちのものにしていかなければ、と感じました。